コラム

2020.09.24 06:00

働き方改革、進んでますか?御社の経営課題をチェックしよう!

あるある!から見つける経営課題 働き方改革、進んでますか?御社の経営課題をチェックしよう!
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1分で課題がわかる!「働き方改革」経営課題チェックリスト

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働き方改革の経営課題を見つけるチェックリストを無料配布中。当てはまる「あるある」にチェックを入れるだけで、会社が抱えている問題のタイプを診断することができます。手元に置いて、課題解決の見直しにも。

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あなたの会社はいくつ当てはまる? あるあるチェック

「あるあるから見つける経営課題」シリーズ、第1回のテーマは「働き方改革」です。「残業ならうちもなるべくさせないようにしているよ…」と思っていませんか? もしそれだと、ちょっと危険かもしれません。

まず、次のような「あるある」に心当たりがないか、チェックをしてみてください。

  • タイムカードで勤怠管理をしているから無駄な残業は生じていない

  • ノー残業デーには終業後に会社の電気を消しているから大丈夫

  • 課長がだれよりも早く出勤し、だれよりも遅くまで会社にいる

  • 同じ成果を出した社員は同じ評価に決まっている

  • 突然辞める新入社員が多いのだけれど、理由がよくわからない

  • 女性に管理職として活躍してもらいたいのに昇進を打診すると断られる

  • ベテラン社員が長期休暇を取ると、急にわからないことが増えて現場が混乱する

  • 会社内では仕事以外の話をほとんど聞いたことがないくらい、うちの社員は仕事熱心

  • 会議で社長や幹部社員が話しているとき、若手社員の目が死んでいる

  • いつも眠そうにしている社員が多く、眠気覚ましドリンクが大人気

問題の放置は、会社のピンチにつながります

「うちの会社は5つ以上当てはまるぞ」と思ったら、あなたの会社は働き方改革に課題あり!(1つでも当てはまるものがあれば要注意です。)

そのままの状態で放置しておくと、退職者の増加、人材不足による社内の疲弊や、“隠れ長時間労働”による従業員健康リスクや労務リスクの増大など、ただでさえ少ない人材でやりくりしている中小企業にとって、大ピンチとなる事態につながる可能性があります。今すぐ見直しに取りかかりましょう。

中小企業によくある「働き方改革」問題のタイプと、解決へのヒント

中有小企業によくある働き方改革の問題は、主に3つのタイプにわけられます。タイプ別のポイント、および解決に向けたヒントを見てみましょう。

社長が仕事の内容を把握していないタイプ → 仕事を細かく分解して、部分ごとに必要時間と成果を把握しましょう。

  • タイムカードで勤怠管理をしているから無駄な残業は生じていない

  • ノー残業デーには終業後に会社の電気を消しているから大丈夫

  • 同じ成果を出した社員は同じ評価に決まっている

  • ベテラン社員が長期休暇を取ると、急にわからないことが増えて現場が混乱する

多くの中小企業の社長や管理職は、「仕事の段階ごとにかけた時間」と「その時間ごとの成果」を細かく対応付けて記録したり、評価したりする習慣がありません。たとえば「今月はいくら売った」とか「何個作った」というように、全体の結果だけを重視してしまいがちです。それでは、仕事の中の無駄な部分がどこかわかりませんし、それがわからなければ無駄を省いて労働時間を減らすこともできませんね。

そこで、まず、仕事の中身をいくつかの段階にわけて、それぞれの段階にかかる時間を測ってみましょう。そうすれば、1日8時間の労働時間なら、なにとなにができるという普通の結果がだいたいわかります。

もし、8時間で普通の結果が出せていないのなら、どこかに問題があると予測できます。また、普通の結果以上の量を出すように指示しているのに、タイムカードでは8時間の労働時間しか記録されていないなら、どこかで隠れ残業が生じている可能性があるということになります。

また社長や管理職が細かく仕事の内容を把握しておけば、ベテラン社員が休むとその人の仕事をだれもわからないので対応できなくなるという問題もなくなります。

社内のコミュニケーションが不足しているタイプ → なんでも気軽に話せる雰囲気作りをしましょう

  • 突然辞める新入社員が多いのだけれど、理由がよくわからない

  • 会社内では仕事以外の話をほとんど聞いたことがないくらい、うちの社員は仕事熱心

  • 会議で社長や幹部社員が話しているとき、若手社員の目が死んでいる

以前、アメリカのGoogle社では、優秀な社員が集まっているチームや強いリーダーがいるチームなど、社内のさまざまなタイプのチームを比べて、どんなチームの成績が良いかを調べました。

すると、成績がいいチームに共通するのは、仲間がお互いに信頼し合って、安心してなんでも話せることだとわかりました。リームリーダーやメンバーたちの個人の能力よりも、安心できることや信頼できることのほうが成績に影響を与えていたのです。逆に、チーム内でなんでも話せる風通しの良さがなければ、社員は思い切って能力を発揮できません。

たとえば、社内会議で、役職にかかわらずにだれでも自由に意見を発言できる、あるいは、社員同士が仕事以外のことでも気軽に雑談で相談している。そんな雰囲気なら、会社が社員を信頼し、また、社員同士もお互いに信頼している証拠です。

そういう会社であれば、社員の定着率も上がるはずです。社長自ら率先して、だれでも自由にモノが言える雰囲気を作りましょう

「仕事人間は良いことだ」と勘違いしているタイプ → 社長や上司が、仕事も家庭も大切にしましょう

  • 課長がだれよりも早く出勤し、だれよりも遅くまで会社にいる

  • いつも眠そうにしている社員が多く、眠気覚ましドリンクが大人気

  • 女性に管理職として活躍してもらいたいのに昇進を打診すると断られる

バブル経済期に「24時間働けますか?」という言葉が栄養ドリンクのCMで使われていたように、昔は長時間働くことは良いことだとされていました。それは、日本経済全体で「早く・安く・大量に生産する」ことが求められていた時代だったからです。そういう時代に作られた「仕事人間になるのがよいことだ」という感覚を持っている社長は、実は中小企業にはまだまだたくさんいます。

しかし、いまは消費者の価値観が多様になり、商品やサービスへのニーズが細かくわかれ、しかもあっという間に変化します。そんな現代で、消費者に求められる製品やサービスを考えられるのは、いつも会社にいて仕事のことばかり考えている社員ではありません。

オンとオフをきちんと切り替えて、個人の生活や家族と過ごす時間を大切にし、自分自身が消費者としての暮らしをしっかり楽しんでいる人こそ、他の消費者の気持ちに立った仕事をして成果を出せるのです。

そのような社員を会社にするためには、会社のトップである社長自らがライフ・ワークバランスを考えなければなりませんし、管理職もそのように行動する必要があります。

まとめ:真の働き方改革を実現して、あなたの会社を強くしよう

中小企業の多くは、優秀な人材の確保で悩んでいます。働き方改革はこれからの人材確保のためには欠かせない取り組みです。

しかし、働き方改革に取り組むことは、狭い意味での「人事対策」ではありません。

社員ひとりひとりの創造性を高め、豊かな発想での新しい取り組みを進めることに役立つという点で、事業の拡大や会社の成長にとって、とても役立つのが働き方改革の取り組みです。つまり、長期的に見て会社を強くしていくのが働き方改革です。

それは、限られた人員数で運営している中小企業だからこそ、非常に大きな影響をもたらすものだといえるでしょう。ぜひ、そのような意識で、改めて働き方改革を捉え直してみてください。

今回の記事をもとに、チェックするだけで自社の課題を見直せるチェックシートの資料をご用意しました。記事の下からダウンロードし、ぜひ貴社の課題解決にお役立てください。

取材・文:編集部

堀江咲智子さんの顔写真

監修

堀江咲智子(ほりえ さちこ)

株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタント、中小企業診断士。働き方見直しコンサルティングでは担当チームのモチベーションを上げながら、楽しく働き方を見直す手法により、仕組み自体を変えることで本質的な解決ができるアドバイスが特徴。

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