事例集

2022.01.05 06:00

「習うより慣れろ」でホームページを積極的に更新。卸売から小売への転換を図る丸久(長崎県)

「習うより慣れろ」でホームページを積極的に更新。卸売から小売への転換を図る丸久(長崎県)
関連記事のお知らせを受け取る
この業種の新着事例の
お知らせを受け取る

Index

制作協力

産経ニュース エディトリアルチーム

産経新聞公式サイト「産経ニュース」のエディトリアルチームが制作協力。経営者やビジネスパーソンの皆様に、ビジネスの成長に役立つ情報やヒントをお伝えしてまいります。


ギフトショップを運営する長崎県佐世保市の丸久が、新しく導入した企業ホームページ作成システムを活用して積極的な情報発信を行っている。「習うより慣れろ」の精神で日々情報の更新を行い、来店客の増加やメディアからの注目といった相乗効果を生み出している。

ゆったりしたショールームを備えたギフトショップ


軍港の歴史を伝える港町として知られる長崎県佐世保市。ショールームを併設した丸久の本社はJR佐世保線大塔駅に近い卸商業団地内にある。近くの幹線道路沿いには多くの商業施設、店舗が立ち並ぶにぎわいのあるエリアだ。

長崎県内の結婚式場、自治体、海上自衛隊、企業、一般家庭などを取引先に「ギフトの丸久」として親しまれ、来年10月に創業70周年を迎える。590平方メートルのショールームでは、ゆったりとした空間に出産内祝や冠婚葬祭の引き出物、返礼品向けの数百種類のギフト商品が並ぶ。お客様が目的に合わせた商品を見つけやすいようにわかりやすい商品配置を心掛けているという。

大杉茂常務

大杉茂常務

小売への業態転換に合わせてホームページをリニューアル


長年、問屋として卸売中心に事業を展開してきたが、近年、個人を対象にした小売に力を入れている。今年に入ってからのショールームの来店者数はコロナ禍前と比較しても約2割の伸びを示す。お客様を呼び込む原動力となっているのが、昨年末からリニューアルしたホームページだ。企業ホームページ作成システム「おりこうブログ」を導入して、積極的に情報を更新していることが功を奏している。
「幅広いお客様に情報を伝えて信頼していただく上でホームページをリニューアルした効果は本当に大きいと実感しています。コロナ禍前から冠婚葬祭の催しを小規模にする傾向は年々強くなっているので、卸売中心のままではいずれ苦しくなります。地元に支えられてきた会社を存続し、発展させていくには自ら変わっていかなくてはならないと強く感じています」。決意を込めた表情で大杉茂常務は話した。

good sleepのブランドで寝具販売

寝具をそろえたgood sleepコーナー

寝具をそろえたgood sleepコーナー


小売を重視する取り組みの一環として3年前、「good sleep(グッドスリープ)」のブランドで寝具の販売を始めた。ショールームの一画に専用コーナーを設け、枕、マットレスなどのサンプルを置き、お客さんに使い心地を確かめてもらった上で購入してもらうスタイルで売上を伸ばしている。
だが、店舗での販売だけでは限界がくる。商品の販売ルートを多様化するために着目したのがEC(電子商取引)だった。「ほとんどのお客様はネットではじめての店舗から商品を購入する前に、運営会社のホームページをチェックします。ECに乗り出すからにはセキュリティの充実はもちろん、信頼できる会社と思っていただける内容にしなければならないと思いました」(大杉常務)。

決め手は使いやすさ 企業ホームページ作成システムを導入


しかし、当時、デジタルに詳しい人材は自らも含めて社内にいなかった。「ホームページを設けてはいたのですが、社名や業態、住所などの基本的な情報を掲載しているだけでした。運営も外部委託で更新に費用や時間がかかることもあって、長い間、放置したような形になっていました」と大杉常務は反省の思いを込めながら振り返った。 課題はあったがホームページのリニューアルという目標がはっきりしたことで動きやすくなった。デジタルに詳しい30歳の男性を大杉常務の人脈で社員としてスカウトすることで体制を強化し、情報を集めていたところ、リコージャパンから自社でホームページの作成ができるシステム「おりこうブログ」の提案を受けたという。

「プログラム言語などの専門的な知識がなくてもホームページの運営ができると全く思っていなかったので最初に聞いた時は驚きました」と大杉常務。導入の決め手になったのは使いやすさと充実したサポート体制だった。「SNSで情報発信をしたことがなかった50歳の私でも使いながらホームページの更新作業ができるようになりました。わからないことがあれば、その都度契約者専用のコールセンターに電話すれば説明してもらえるので非常に助かっています。少し前まではデジタルについて不安だらけでしたが、今は若い社員の存在も含めていつでも相談できる安心感があります」。

機動的な情報の更新が可能な企業ホームページ作成システム

機動的な情報の更新が可能な企業ホームページ作成システム

笑顔を生み出すために


リニューアルしたホームページのトップには会社の理念である「笑顔を生み出すために」の言葉とともに赤ちゃんを抱く若い男女の写真などを掲載。新しくお客様を開拓するために、子育て世帯にアピールしている。「出産に関連したギフトを選ぶのをきっかけに末永くお付き合いしていただけたらと思っています。お客様の生涯に寄り添っていけたらという思いをこめています」と大杉常務は話した。

SNSでの情報発信にも尽力


ホームページのリニューアルを受けて今年1月からはBASE(ベイス)、2月からは楽天市場といったネットのショッピングモールでgood sleepの商品販売を始めた。研究した結果、検索エンジンの上位に店舗を表示するには頻繁な情報の更新が効果的であることがわかってきた。スマートホンからのアクセスが9割を占めるという分析結果を受けて、インスタグラム、ツイッター、フェイスブックといったSNSでの情報発信に力を入れている。大杉常務と30歳の男性社員を中心に商品の展示替えや季節ごとの催しなどの情報をほぼ毎日、更新するようにしている。

ギフトを包装する丸久の社員

ギフトを包装する丸久の社員

地元テレビ局からの取材も 検索表示も上位に


情報発信の効果は来店客の増加以外にも表れている。good sleepコーナーのことを知った地元テレビ局が取材に訪れ、10月下旬に、快眠をテーマにしたニュースとして報道してくれたことで大きな宣伝につながった。毎日の情報発信の効果で「佐世保 ギフト」「佐世保 枕」などと検索したときに丸久のホームページが上位に表示されるようになった。

丸久の本社外観

丸久の本社外観


大杉常務は、今後、good sleepで、アロマやサプリメント、照明、音楽、パジャマなど睡眠についての商材を総合的に扱うようにしたいと考えている。「睡眠に関する知識についての情報の発信も考えていきたい」と意欲を示す。
「文章を作るときは試行錯誤しますが、結構楽しみながら日々取り組んでいます。今後はより楽しく読んでもらえるように長崎のご当地ネタなども盛り込んでいきたい」と話す大杉常務。ホームページ作成システムを存分に活用することで丸久の情報発信はこれからも充実していきそうだ。

事業概要

会社名

株式会社 丸久

本社

長崎県佐世保市卸本町22-1

電話

0956-31-4936

設立

1953年10月

従業員数

6人

事業内容

ギフトショップ運営、ネットショップ運営

関連記事のお知らせを受け取る
この業種の新着事例の
お知らせを受け取る