コラム

2020.11.30 06:00

SSLとは?企業が自社のWebサイトにSSLを導入するメリットは?

今さら聞けないICT用語 SSLとは?
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SSLはWebサイトを閲覧するときなどに使われる暗号化の仕組みです。

SSLについて図解する画像。詳細は本文を参照。

インターネット上の通信は暗号化しないと盗聴(盗み見)や改ざん(書き換え)といったリスクがあります。Webサイトを閲覧するときに使われる「HTTP」というプロトコル(通信規約)では暗号化されないため、これをSSLで暗号化したものが「HTTPS」です。

Webブラウザに表示されるURLが「https://」で始まることや、鍵マークを確認している人も多いでしょう。最近のWebブラウザでは、HTTPS以外のサイトでは「安全ではありません」という表示が出るものもあるため、自社サイトが未対応の場合は導入を検討しましょう。

Webサイトの管理者がHTTPSに対応することで、Webブラウザとの間で送受信される情報を暗号化でき、利用者との間でやり取りする個人情報やクレジットカード情報の保護などにつながります。

現在はSSLの後継であるTLSが使われていますが、一般的にSSLという名前の方が知られているため現在もSSLと呼ばれ、「SSL/TLS」と表記されることもあります。

「SSL」についての素朴な疑問

「SSLを導入するとどんなメリットがあるんだろう?」

解決のヒント

個人情報などを扱わない、組織のトップページのような一般的なWebサイトであれば暗号化は必要ないと思うかもしれません。しかし、最近では個人情報やクレジットカード情報を入力するページだけでなく、すべてのページでSSLを使う「常時SSL」が当たり前になっています。

この背景には、Googleなどの検索エンジンがSSLに対応しているページを検索結果の上位に表示しているだけでなく、利用者がどのような検索キーワードでWebサイトにたどり着いたか分析するために現在はSSLが必須になっていることが挙げられます。つまり、WebサイトをHTTPSに対応しておかないことのデメリットの方が大きいと言えるかもしれません。

また、HTTPSに対応すると、「SSL証明書」により利用者が「サイト運営元の情報」を確認できることも理由の1つです。Webブラウザに表示される鍵マークをクリックすることで、SSL証明書の内容を利用者が閲覧でき、サービスの提供者が誰なのか確認できます。これにより、提供しているサービスの信頼性を高めることもできます。

銀行などの場合は、SSL証明書の発行において厳格な審査が実施される「EV SSL証明書」という証明書を使っている場合があります。この場合、Webブラウザのアドレスバーが緑色で表示されるなど、より安心感を与えられるのです。

増井氏の顔写真

執筆者

増井 敏克

増井技術士事務所 代表。技術士(情報工学部門)。情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとしても活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。『IT用語図鑑』など著書多数。

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