コラム

2020.09.24 06:00

5Gとは?高速化以外の特徴にも注目してみよう

今さら聞けないICT用語 5Gとは?
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5G(ファイブジー)は高速・多数同時接続・低遅延という特徴がある、携帯電話などに使われる無線通信の仕組みです。

5Gについて図解する画像。詳細は本文を参照。

携帯電話はこれまで10年くらいの周期で新しい技術が登場してきました。端末の小型化だけでなく、電話という基本機能に加え、メール、インターネットへの接続、スマートフォンの登場など、その役割は大きく変化しています。

その中でも注目されているのが通信速度で、現在多く使われている「4G(第4世代)」やLTEという規格では最大150Mbps(メガ・ビーピーエス)です。一方、5Gは第5世代を意味し、最大20Gbps(ギガ・ビーピーエス)と10倍以上に高速化することで、大容量の動画などもすぐにダウンロードできます。

「5G」についての素朴な疑問

「5Gは高速化しただけではないらしいが5Gを活用するときにはどんな点に注意しないといけないのだろう」

解決のヒント

5Gの特徴として、速度面以外にも大きな特徴が2つあります。

1つは、多数の端末が同時に接続できることです。最近では工場などでもIoTが注目されていますが、無線LANでは接続できる端末数が少ないという課題がありました。5Gでは1平方kmに10万デバイスが同時接続できるため、工場や病院のように機器が多い場所だけでなく、球場など多くの人が集まる場所でも効果があることが期待されています。

もう1つが遅延の少なさです。ネットワークの遅延とは、送信側が出したデータが相手側に届くまでの時間のことです。インターネットではルーターなどさまざまな機器が間に入るため、どうしても遅延が発生します。5Gでは無線区間の遅延が少ないため、送信側からの指示が遅れることなく届くことで、遠隔地からの機器の操作などが可能になることが期待されています。

一方で、5Gは1つの基地局でカバーできるエリアが狭いため、広いエリアをカバーするには多くの基地局を設置する必要があります。このため、人が多く集まる場所や、多くの機器が必要な場所から設置が広がっていきます。

また、インターネット上にあるサーバー間のやりとりに使われるネットワークなど有線でつながっている範囲の速度はこれまでと変わりません。5Gを使っても高速に通信できるのは基地局までの無線で電波が届く範囲のみです。このような5Gの特徴を理解した上で、どのように活用するか考える必要があります。

増井氏の顔写真

執筆者

増井 敏克

増井技術士事務所 代表。技術士(情報工学部門)。情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとしても活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。『IT用語図鑑』など著書多数。

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