コラム

2020.09.24 06:00

アプリとは?スマホアプリ、デスクトップアプリ、Webアプリの違い

今さら聞けないICT用語 アプリとは?
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アプリは特定の目的に特化したソフトウェアのことです。

ソフトウェアは大きく「基本ソフト」と「応用ソフト」に分けられます。基本ソフトとはOS(オペレーティングシステム)のことで、WindowsやmacOS、iOSやAndroidなどがあります。一方、応用ソフトのことをアプリケーションといい、略してアプリといいます。

パソコンで使うものをデスクトップアプリ、スマホで使うものをスマホアプリ、インターネット上で提供されるものをWebアプリということもあります。アプリの例として、文書作成や表計算、メール、音楽再生、カメラなどがあり、利用者が使いたいものを自分で選べます。

「アプリ」についての素朴な疑問

「次のオフィスソフトはWebアプリとデスクトップアプリのどちらがいいだろう。」

解決のヒント

これまで、WordやExcelなどのアプリはCDやDVDなどで販売されており、購入したものをパソコンにインストールして使うことが一般的でした。しかし、最近では通信の高速化やスマホの登場などもあり、ダウンロード販売が主流になっています。

また、パソコンにインストールするのではなく、Webアプリとして利用する月額制のサービスも登場しています。Webアプリの場合はバージョンアップの必要がなく、常に最新のアプリを利用できますし、データをサーバー上に保存することで社内だけでなく社外との共有も簡単に実現できます。

Webアプリではなくデスクトップアプリやスマホアプリを使うメリットとして、カメラやプリンターなどのハードウェアを細かく操作できることなどが挙げられます。一方、Webアプリでは、Webブラウザが持つ機能の範囲でしかハードウェアを操作できないのです。また、デスクトップアプリでは、パソコンに搭載されているハードディスクなどに大容量のデータを保存できるため、外部の企業にデータを預けたくない場合に使います。

Webアプリはインターネットに接続していないと使えませんが、デスクトップアプリやスマホアプリであればオフラインでも使えるメリットもあります。

それぞれの特徴を理解して、自社に最適なアプリを選ぶようにしましょう。

Wordは米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。

増井氏の顔写真

執筆者

増井 敏克

増井技術士事務所 代表。技術士(情報工学部門)。情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとしても活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発をおこなっている。『IT用語図鑑』など著書多数。

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